EDの治療は基本的に承認された正規のED治療薬を用いての「投薬治療」になります。安心安全で高い効果が見込めますが、保険適用外での診療になるため、費用面で悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、バイアグラなどED治療薬が開発された当初に比べると、それぞれのED治療薬の後発医薬品であるジェネリック薬の製造・販売も進み、患者様の負担はかなり軽減されています。ここでは、バイアグラなどの価格相場やジェネリック薬についての解説などをさせていただきます。
バイアグラの価格相場は？
料金
バイアグラ本体価格
・正規品（1錠）
1,300円～1,800円（25mg） 1,500円～2,200円（50mg）
・バイアグラジェネリック（1錠）
440円～900円（25mg） 900円～1,200円（50mg）
診療費
0円～1,000円
※保険適用の有無 不妊治療への利用に限り保険適用可能
バイアグラの値段は診療費プラス薬代
バイアグラの処方にかかる費用
費用総額＝診療費 + バイアグラの薬代
バイアグラなどのED治療薬は、承認済みの正規品を処方してもらう場合、医師の診療と処方箋が必ず必要です。その際の「診療費」については、各医療機関ごとに違いがあります。さらにバイアグラなどの薬の価格についても違いがあるため、これらの総額がバイアグラの処方にかかる費用となります。
ED治療薬の価格に違いがある理由
バイアグラに限らず、ED治療薬の処方にかかる費用には、医療機関ごとに差があります。これは、全ての医療機関で価格が統一されている訳では無いため、薬の価格は医療機関ごとに決定していることが理由です。
さらに診療費用についても、各医療機関ごとに異なります。これらの総額がED治療薬の処方に関して必要な費用となります。なお、トータル駅前クリニックでは診療費は「無料」で、かかる費用は「お薬代のみ」です。そのため、安心して治療を継続していただけます。
バイアグラのジェネリック薬の価格について
バイアグラのジェネリック医薬品は、正式名称が「シルデナフィル錠」と呼ばれる薬で、有効成分や効果はオリジナルのバイアグラとほぼ同じで、価格は安価に抑えられています。併用禁忌や副作用についての注意点なども同じですので、これまでバイアグラを服用していた方にも安心してご利用いただけます。以下は、各製薬会社から販売されているバイアグラジェネリック（シルデナフィル錠）を処方する場合の参考価格です。
バイアグラジェネリックの参考価格（税込）
富士化学 900円～/50mg 440円～/25mg
東和薬品 900円/50mg
陽進堂 900円～/50mg
キッセイ薬品 900円～/50mg
バイアグラの保険適用について
つい最近のことですが、2022年4月から「不妊治療に用いる場合に限り」バイアグラが保険適用になることが厚生労働省により承認されました。
不妊治療はパートナーの女性も含めて、治療の継続や性行為のタイミングなど様々な苦労を強いられることがあります。特に男性側にもプレッシャーやストレスにより、効果的なタイミングでの性行為が上手く出来ないと、治療そのものに影響を及ぼしてしまう可能性があります。
また少子高齢化が異例のスピードで進行する現代において、様々な角度から出産や子育てを支援する体制が求められているという現状もあります。
そのため、不妊治療におけるEDの問題を解決するために、PDE5阻害薬の一つであるバイアグラ及びシアリスが、ED治療薬として保険適用されることになりました。これはバイアグラの高い効果が認められたということでもあり、不妊治療におけるEDに悩まれているご夫婦などにとっては非常に明るいニュースといえるでしょう。
保険適用でのバイアグラの処方は、現在治療を行っている医療機関でご相談ください。
（※当クリニックではバイアグラの保険診療は行っておりません。）
海外製のバイアグラは危険なのか？
ED治療薬を検討されている方の中には、インターネット通販などで海外製のバイアグラなどを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。価格が安く掲載されており、試してみようと思われたことがあるかもしれません。
通常、バイアグラなどのED治療薬は、医療機関での医師の処方が必ず必要です。そのため、インターネット通販や個人輸入代行などで見かけることに疑問を感じることもあるでしょう。このような海外製のバイアグラなどの正体は、非正規の未承認薬です。
医師の処方により購入するバイアグラなどのED治療薬は全て正規製薬会社の治療薬です。
しかし、このような海外製の非正規のバイアグラなどは、許認可などのルールが緩い国で製造された治療薬であり、偽物の偽造薬も多く存在します。
大手製薬会社4社が行った調査によると、このような海外製の非正規ED治療薬のうち、その流通量の約55%以上が偽物の偽造薬であったという結果が発表されました。これらの偽造薬はその効果が疑わしいだけではなく、重篤な副作用が生じるリスクも高いため、絶対に服用してはいけません。万が一健康被害にあっても、国による救済制度を受けることが出来ないため、完全に自己責任となってしまいます。
経済的にED治療を継続したい場合は、効果は同様で価格の安いジェネリック薬の利用を検討しましょう。
安心安全なED治療薬は、トータル駅前クリニックで
以上、バイアグラなどのED治療薬に関する価格相場のお話と、ジェネリック薬や海外製の非正規偽造薬についてご紹介いたしました。ご覧いただいたように、現在では主流となっている３種類のED治療薬全てに後発医薬品であるジェネリック薬が存在し、安心安全に治療を継続出来る環境が整備されています。
価格の安さなどから海外製の非正規のバイアグラなどを検討されている方も、非常に危険な薬ですので絶対に利用しないようにしましょう。トータル駅前クリニックでは、患者様のご希望に合わせて様々なED治療薬をご提案させていただきます。診療費は無料で、オンライン診療にも対応していますので、是非お気軽にお問い合わせください。