髪の毛を太くするにはどうすればいいのか?細くなってしまうのにはどんな理由があるのか?詳しく解説

薬を用意するスタッフ

AGA(男性型脱毛症)の説明になると、髪の毛が太くなる・細くなるという話が良く出てきます。実際に頭皮の状態が正常な男性の髪の毛は太く、量も多く生えています。しかし薄毛の男性の場合は、髪の毛が細く量も少ないため地肌が透けて見えるようになってしまいます。この髪の毛が細くなる理由とはなんなのでしょうか。またどうすれば太く逞しい髪の毛が生えてくるのでしょうか。詳しく解説していきたいと思います。

髪の太さとヘアサイクルについて

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髪の太さについて一般の方は、相手の髪の毛の印象によって細い・太いと判断していると思われます。
しかし、一応明確な基準というものがあります。毛髪の太さについては、毛髪ゲージという機器を用いて測定します。日本人の場合はおおよそ0.06~0.09ミリ(60~90ミクロン)位が標準とされていて、これ以上は太い髪の毛、これ以下は細い髪の毛という判定になります。

また髪の毛には「ヘアサイクル」というものが存在し、発毛・成長・成長の停止(抜ける)という3つの期間を循環しています。新しい毛が生えて、成長して、抜け落ちるという循環のなかで髪は成長します。一般的に男性の場合は、3~6年をかけて成長し、太く長い髪の毛になります。

成長期が短縮するAGA

このヘアサイクルが乱れて、髪の成長期が数か月~1年程度に短縮してしまい、成長しきれないまま抜けてしまうのがAGAのメカニズムです。これを繰り返すことで髪はどんどん薄毛になってしまいます。AGA治療薬はこのヘアサイクルの乱れをただし、成長期を長くすることで髪の成長を促します。一時的に抜け毛が増えたように感じることがありますが、これはヘアサイクルの循環の中で古い毛が抜けただけですので、心配する必要はありません。

〇髪の毛を太くするための対策

AGA症状を改善して髪の毛を太くするには、以下のような対策が有効です。1つづつ見ていきましょう。

食生活の改善

健康維持の観点から見ても必要な話ですが、髪の毛の成長には「タンパク質」の摂取が有効です。髪の毛や頭皮の材料となるため、毎日の食事の中で全体の10~20%程度はタンパク質を摂取することが理想です。また栄養が偏り過ぎないようにバランスよく食事を摂ることも意識しましょう。高脂質・高カロリー・高血圧を助長するような食事を続けていると、体の血管が詰まって血流が滞り、AGAの症状を進行させてしまいます。中性脂肪への対策として、DHAやEPAなどが含まれた食材もお勧めです。

生活習慣の改善

食生活の改善も広義の意味で含まれますが、生活習慣の改善も重要です。太い毛に改善していくには、日々の生活習慣を正すことも必要です。特に睡眠不足とストレス過多は、髪の成長によくありません。
睡眠不足が続いたり、ストレスがかかり続ける環境から抜け出せないと、交感神経の働きが過敏になりすぎてしまい、頭皮環境が悪化して血流も滞ります。AGAの進行を改善する・予防するという意味では、しっかりと睡眠を取り、なるべくストレスを感じないような生活を送る必要があります。

シャンプーの仕方に注意する

AGA症状が進行すると、シャンプーの際の抜け毛が気になる方も多いと思います。よく「シャンプーしない方が髪の毛のために良い」というような俗説なども話題になりますが、これは誤りです。逆にしっかりとシャンプーをして頭皮を清潔に保たないと、頭皮環境が悪化してしまいます。また、シャンプーをした後も、しっかりと地肌までドライヤーで乾かしておくことが必要です。そのまま就寝するかたは、枕カバーなども清潔にして、雑菌などが頭皮に悪影響を与えることが無いように注意しましょう。

育毛剤の使用

AGA治療薬の処方の前に、多くの方が選択肢に上げる育毛剤についてです。市販されているため、敷居が低く試しやすいことが特徴です。実際に頭皮環境の維持に効果がある製品もありますが、中にはあまり直接AGAに作用しない製品も多く、イメージ先行で販売されているものもありますので注意しましょう。また、頭皮環境の維持には一定の効果があっても、発毛などについてはAGA治療薬ほどの効果は望めません。

AGA治療薬の使用

医療機関や専門クリニックを受診して医師に処方してもらえる、専用のAGA治療薬です。プロペシア・ザガーロ・ミノキシジル(一部市販もあり)などが上げられます。根本的にAGA症状に作用するため、市販の育毛剤などと比較するとより効果が実感出来るでしょう。ご自身の頭皮環境にあった治療薬を探したり、効果の違う薬を併用することでより高い効果も望めます。

一方、AGA治療薬は保険適用外であるため、費用負担が気になります。また、治療を開始すると発毛や髪の毛が太くなる効果を実感できますが、治療を中断するとそこからまたAGA症状が進行してしまいます。継続が必要な治療になりますので、ご自分にぴったりな専門クリニックを探すことが重要です。

髪が細くなっているのはAGA症状かも

髪の太さが細くなっていることを感じた場合は、AGAの症状が進行していることも考えられます。個人差もありますが、元々太かったのに最近細くなってきた・薄毛が目立ってきたという方は、注意が必要です。というのもAGA(男性型脱毛症)は、何も対策をしないままで、もとの髪の太さや量に戻ることはありません。それどころか、どんどん症状が進行してしまいます。

この場合、一番効果の高い対策はやはり医療機関や専門クリニックを受診して医師に相談することでしょう。治療が必要な場合は、最適なAGA治療薬を処方してくれますので、安心です。費用が気になる方は、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の利用も有効です。少しでも多くの髪を維持しようとするのであれば、なるべく早期の治療開始をお勧めします。

怪しい情報や医薬品に注意

薄毛や髪の細さを気にして、インターネットなどで情報を収集していると、真偽の不明な怪しい対策情報や医薬品の販売サイトなどに出会うことがあります。このような情報の中には医学的な根拠のないものがあり、いたずらに不安を煽ることで自社の商品を購入させようとするものが多くあります。薄毛対策商品も、実際にAGA症状に明確な作用が認められているものは、やはり医師の処方する治療薬になります。不安を煽り、怪しい情報や商品を押し付けてくるサイトなどの被害に合わないように注意しましょう。

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髪を太くするには専門クリニックでのAGA治療が有効

以上、髪の毛を太くするための方法についてご説明させていただきました。以前に比べて髪の毛が細くなってしまうという症状は、AGA(男性型脱毛症)である可能性が高いと言えます。そして、髪を太くしたいという対策は、すなわちこのAGA症状の改善ということになります。

トータル駅前クリニックでは患者様の、「髪が細くなった」「量が減ってきた」というお悩みに対して、無料で診療を行っております。初診・再診共に無料で、かかる費用はお薬代のみですので、安心です。専門医師が患者様のご希望を取り入れた上で、最適なAGA治療薬をご提案させていただきます。他人から見られないように、プライバシーにも徹底的に配慮しております。髪の細さでお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。