抜け毛の原因と対策について

薬を処方する医師

普段自分の髪や薄毛について意識するときは、どのような場面でしょうか。おそらくお風呂上りに鏡をみたり、シャンプーをしている際に指の間に絡んだ抜け毛の量に驚いたり、といった場面で不安になり意識する方が多いのではないでしょうか。今回は抜け毛の原因と対策についてご紹介します。

抜けても大丈夫?抜け毛の真相について

日ごろからAGAや薄毛について意識している方であれば、ふと目に留まる抜け毛に対して敏感になる気持ちは良く分かります。1本2本でも気になるかもしれませんが、抜け毛が出ること自体は髪のヘアサイクルの循環があってのことです。

そのため、通常は過度に心配する必要はありません。たとえば、正常なヘアサイクルでの抜け毛は、1日約50~100本程度抜けるとされています。シャンプーやヘアセットのタイミングというのは、特に抜けやすいタイミングですので、仕方ないと言えるでしょう。

このように、何もしなくても一定数の抜け毛は発生しますので、それだけを基準として薄毛やAGAと断定することは出来ません。判断の基準としては、「以前よりもボリュームがなくなった」、「頭頂部の地肌が見えるようになった」などの方がはっきりしているでしょう。いずれにしても、それまで気にしていなかったことが気になるようになったら、何らかのサインです。

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抜け毛の種類は?

名前が付いているわけではありませんが、抜け毛にもいくつかのパターンがあります。特に、正常なヘアサイクルで循環している途中の抜け毛の場合、正しい成長が完了して髪が生え変わることで古い毛が抜け落ちる訳です。そのため、毛根の箇所が膨らんで白くなっていたり、太く長く成長しきった状態になっているはずです。

しかし、AGAなどの症状が出てくると、ヘアサイクルが乱れて髪の毛が成長しきる前の若くて細い状態で抜けることになります。そのため、抜け毛を見ても毛の根本が細くとがっていたり、太さも細かったりと成長しきれていない状態が確認できるでしょう。このように抜け毛にも良し悪しがあり、前者であれば心配ありませんが、後者であれば早めの治療が必要です。

抜け毛とAGAの原因

同じ抜け毛であっても良い抜け毛と問題のある抜け毛の違いはどこでしょうか?それは、しっかりと成長しきって抜けているかどうかです。前述の通り、そもそも人の髪の毛は約10万本程度あると言われていますので、1日に100本程度抜けたところであまり気にする必要はありません。抜け毛があったとしてもそれは正常なヘアサイクルの循環の中での現象だからです。

しかし、AGAを発症すると、この髪の「ヘアサイクル」が乱れてしまいます。通常、「成長期」と呼ばれる期間に髪は成長するのですが、ヘアサイクルが乱れることで、この成長期が著しく短くなってしまいます。そのため、通常太く長く育つはずの毛髪が、成長の完了を待たずに若い毛のうちに抜けてしまい、これを繰り返すことで、どんどん髪が薄くなってしまうのです。

自分で何とかすることは難しく、適切な治療薬の投薬によって、AGA症状進行の遅延と新しい毛髪の成長促進を並行して行うことで、進行をコントロールする方法が一般的です。

脱毛症の種類について

AGAは男性型脱毛症のことで、治療が必要な脱毛症です。その他にも、円形脱毛症・休止期脱毛症・瘢痕性脱毛症などの種類があります。円形脱毛症は精神的なストレスなどが玄以となって、毛髪の一部が円形に抜け落ちてしまう症状です。休止期脱毛症は、病気などで体の調子を崩した場合や手術後、出産後などに、それをきっかけとして多くのけが抜けてしまう症状です。

瘢痕性脱毛症(はんこんせいだつもうしょう)とは、何らかの外傷などで頭皮が傷つき、傷跡が繊維化すること(瘢痕)によって毛包(もうほう、髪の毛が作られる器官)がなくなり、髪の毛が生えなくなった状態のことを言います。このように脱毛症にも色々と種類がありますが、男性型脱毛症(AGA)に関しては、治療を行わない限り、自然に改善に向かうことは
ありません。

個人でできる抜け毛対策

抜け毛の原因がAGAの症状だったとして、まずは個人出来る対策からご紹介します。

  • 生活習慣の乱れを治す
  • ストレスケアを行う
  • 食事に気を付ける
  • シャンプーの仕方に気を付ける

生活習慣の乱れや食生活の乱れは、髪の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。高脂質・高カロリーの食事を続けていたり、運動不足が慢性化すると、血管が詰まり血流が滞るようになります。そのため、頭皮の毛根へ十分な栄養が届かなくなり、結果としてAGAが進行してしまいます。また毛穴が詰まることで、外用薬の効き目なども落ちてしまう場合があります。

規則正しい生活を心掛け、特に睡眠はしっかりと取るようにしましょう。食事もDHA・EPA・ビタミン・タンパク質などをバランスよく取るようにしましょう。ストレスケアも重要です。メンタルの不調は頭皮環境に影響しやすく、薄毛の原因となります。運動の習慣を取り入れたり、趣味に没頭する時間を作ってみたり、日常の仕事などで蓄積したストレスを解消出来るように努めましょう。

また、シャンプーの仕方にもポイントがあります。爪をたてて乱暴に洗ってしまうと、頭皮を傷つけてしまい、薄毛の原因になってしまいます。そのため、シャンプーをする際などは、指の腹を使って優しく洗うようにしましょう。またシャンプーやトリートメントが毛穴に残らないように、しっかりとすすぐようにしましょう。

専門クリニックでの治療

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次に、専門クリニックでの治療についてご紹介します。当クリニックのようなAGA専門クリニックでの治療は、主に内服薬や外用薬による投薬治療になります。患者様の抜け毛やAGAの進行状態を判断して、どのようなお薬が最適かご提案する形になります。

AGA治療薬の効果は高く、「治療を開始した約9割以上の方が効果を実感した」という報告もあります。
遺伝的な要因や男性ホルモンなどの原因に直接作用しますので、確実な効果が見込めるのですね。ただ治療については、ヘアサイクルの循環の中で効果が現れますので、最低でも数か月から半年程度は継続して治療を行う必要があります。その後も治療を止めると、AGAが進行してしまいますので、注意が必要です。

AGA治療薬について

AGAの主な治療方法は、内服薬の服用や外用薬の塗布などの治療薬による治療です。大きく3つの種類があり、AGAの根本原因であるDHTの合成を抑制する「プロペシア」や「ザガーロ」などの内服薬、そして頭皮の血行を良くして発毛を促す「ミノキシジル」などの外用薬です。ミノキシジルは、対象箇所に塗布して使用します。

AGA治療薬一覧

薬名プロペシアザガーロミノキシジル
成分 フィナステリドデュタステリドミノキシジル
作用フィナステリドデュタステリドミノキシジル
投薬方法DHTを阻害するDHTを阻害する発毛促進
ジェネリック医薬品
(後発医薬品)の有無
ありありあり
主な副作用性欲減退/勃起不全/
射精障害/精液量減少/
肝障害 など
性欲減退/勃起不全/
射精障害/精液量減少/
肝障害 など
頭皮のかぶれ、
頭痛、めまい、
動悸、むくみ など

AGAの治療に際しては、外用薬であるミノキシジルと内服薬であるプロペシア・ザガーロを併用する形の治療が標準的です。これはプロペシア・ザガーロによによってAGAの進行の遅延を図り、ミノキシジルによる発毛効果で新たな毛髪の発育を促進する2つの効果で治療することが有効であるためです。

トータル駅前クリニックで安心安全な抜け毛治療を

抜け毛のみを見た場合は、あまり危機感を抱かないかもしれませんが、それがAGAによって引き起こされている場合は、注意が必要です。AGA治療で重要なことは、なるべく早い段階での治療開始です。残っている毛髪が多いほど、多くの髪を維持できる可能性が高まります。トータル駅前クリニックでは、安心安全な正規品の治療薬を処方しております。