レビトラジェネリックの種類

国内のレビトラジェネリック

メーカー	薬品名	容量
沢井製薬	バルデナフィル錠 「サワイ」	10mg/20mg
東和薬品	バルデナフィル錠 「トーワ」	10mg/20mg

オリジナルの先発医薬品であるレビトラがバイエル薬品によって製造を開始したのは2004年のことでした。その後、15年が経過した2020年、日本国内でもレビトラのジェネリック医薬品が解禁となり、製造が開始されました。日本国内では、厚生労働省に承認された製薬会社２社が販売を行っています。

オリジナルのレビトラの効果

元々レビトラの開発会社はドイツに本社を置く、バイエル薬品という会社で、レビトラの他にはアスピリンなどの製造で有名です。レビトラの有効成分は「バルデナフィル」という成分で、水に溶けやすいという性質があり、このためその他のED治療薬と比較しても即効性が高いという点が特徴です。

レビトラは、世界初のED治療薬であるバイアグラの短所を補完する形で研究が進められました。そのため、バイアグラなどに比べても服用後から効き初めまでの時間が短いことが特徴です。個人差や体調による差ははあるものの、空腹時に服用すると、おおよそ最短程度で約20分程度で効果の発現が確認できます。

オリジナルのレビトラの販売中止の経緯

オリジナルのレビトラには、主成分のバルデナフィルを、それぞれ5mg・10mg・20mg含んだ製品が、３種類製造されていました。有効な治療薬であり、人気もありましたが、近年は諸般の事情から安定した供給が出来ていませんでした。そのため、2021年11月になって、ついに製造元であるバイエル薬品から正式に販売中止の案内が発表されてしまいました。

これは特段「薬そのものに重大な問題が発見された」ということではありませんので、そうぞご安心ください。あくまで、バイエルン薬品が安定供給が難しいと判断したことによる販売中止の措置です。この発表によって、現在はレビトラジェネリックがその代わりとなっています。では、そのレビトラジェネリックについて詳しく見ていきましょう。

レビトラとレビトラジェネリックの比較について

	レビトラ	レビトラジェネリック (バルデナフィル錠)
有効成分	ほぼ同じ
効果	ほぼ同じ
副作用・禁忌	ほぼ同じ
価格	先発医薬品のため高価	後発医薬品のため安価

レビトラジェネリックの効果

レビトラジェネリックの効果に関しては、先発医薬品のレビトラとほぼ同じと考えていただいて大丈夫です。有効成分である「バルデナフィル」が同じですので、大きな差は無いのです。そのため、販売が中止になってしまったレビトラの代わりに服用したとしても、これまでと同様の治療効果が得られます。

ですが、一つだけ理解していただきたいことがあります。それは、ジェネリック医薬品全般に言えることとして、「先発薬の研究成果が加味されているため、飲みやすさや誤飲の防止措置など、機能がアップデートされていることがある」、ということです。飲みやすさ改善のための風味付けであったり、誤飲防止の形状や色の変更など、様々な改良が加えられていることがあります。そのため、オリジナルの先発医薬品と「全く同じものではない」ということだけは、知っておいてください。

レビトラジェネリックの価格について

	容量	当クリニックの処方価格
レビトラ	20mg	現在販売中止
レビトラジェネリック 「バルデナフィル錠」	20mg	1,750円(税込)

オリジナルのレビトラは現在製造元のバイエル薬品が製造を中止しております。そのため、当クリニックで処方するのは、レビトラジェネリック（バルデナフィル錠）のみとなります。レビトラジェネリックについて、オリジナルのレビトラとの違いが気になる方は、診療時に医師になんでもお気軽にご相談ください。

トータル駅前クリニックの処方にかかる費用

トータル駅前クリニックでは患者様の負担を考慮し、診察料無料で処方を行っております。つまり、患者様の負担は、「お薬代のみ」となり、安心です。取り扱う薬は、正規製薬会社の安全なお薬のみですので、安心してご来院ください。レビトラジェネリック以外にも、様々なED治療薬を取り扱っておりますので、診療の際に問診を行い、最適なお薬をご提案させていただきます。

レビトラジェネリックの服用について

レビトラジェネリックは、オリジナルのレビトラと同様に、食事の影響を比較的受けづらいED治療薬だと言われています。ですが、これはあくまで他のED治療薬であるバイアグラなどと比較した場合の差となります。全く影響が無いということはなく、特に、脂質などが多い食事の後などは、吸収に影響が出てしまうことが確認されています。可能でしたら、なるべく空腹時に服用するか、食事を取るならあっさりした食事の方が効果が効きやすくなります。

レビトラの正しい服用方法

レビトラジェネリックの正しい服用方法については以下の通りです。

• 食事を取るならあっさりしたもの、可能なら空腹時に服用しましょう
• 服用の時間間隔は、必ず24時間以上空けるようにしましょう
• 容量は１日１回で、最大20mgまでなので、注意してください
• 服用タイミングは、性行為を行う45分前頃に服用するのがベストとされています

このなかで、服用の際の時間間隔、１回の上限容量は必ず守ってください。時々、効果が感じられないとして、１度にたくさん服用したりする患者様がいらっしゃいます。これは大変危険な行為で、重篤な副作用を生じる危険性があります。

レビトラジェネリックの副作用と併用禁忌について

レビトラジェネリックには、他のED治療薬と同じように血管拡張作用があります。そのため、生じる可能性のある副作用についても、同じようなものがあります。ですが、レビトラジェネリックはその即効性の高さから、副作用に関しても他のED治療薬よりも比較的出やすいという報告があります。個人差もありますが、服用される際は注意してください

レビトラジェネリックの副作用

レビトラジェネリックの副作用については、「体のほてり」や「頭痛」などを感じている患者様が多いようです。前述のとおり、これらは他のED治療薬でもよく見られる副作用です。これらは主に、血管拡張作用が原因で生じるもので、通常はあまり深刻なことはありません。イメージとしては、飲酒された時の、顔のほてりや頭痛を思い浮かべていただくと、分かりやすいのではないかと思います。

そこまで重篤なものではありませんが、何度も同じような副作用が生じる場合、お薬自体が合っていない可能性もありますので、1度担当医師にご相談ください。

レビトラジェネリックの併用禁忌

レビトラジェネリックの併用禁忌と禁忌については以下のようになります。オリジナルのレビトラとほぼ同様ですが、誤って服用すると危険なことも変わりありません。必ずルールを守って服用するようにしましょう。

併用禁忌	禁忌
硝酸剤およびNO供与剤 抗ウイルス薬 内服するタイプの抗真菌薬など 慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬 抗不整脈薬	心臓や血管系の病気がある方 最近6か月以内に心筋梗塞を発症した方 最近6か月以内に脳梗塞を発症した方 重度な腎臓障害及び肝臓障害がある方 網膜色素変性症と診断されている方 性行為自体が難しい方

レビトラジェネリックの入手方法

レビトラジェネリックはの入手方法についてご紹介します。まず、根本的なお話として、レビトラジェネリックは、承認されている、正規製薬会社のED治療薬です。ですので、医療機関での処方以外に入手する方法はありません。

ですが、このページをご覧の皆様の中には、ネット通販でED治療薬が販売されているのを見たことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。近年海外製の非正規のED治療薬が、ネット通販や個人輸入で多く販売されています。正規品よりも大幅に安価である場合が多く、興味をひかれた方もいらっしゃると思います。

ですが、これらの非正規のED治療薬には絶対に手を出さないでください。安全性が確認されておらず、重大な事故をにつながる危険性があり、もし何かしらの健康被害を受けても、非正規薬のため救済措置もありません。

レビトラジェネリックはもともとの先発医薬品であるオリジナルのレビトラのジェネリックであることから、価格は安く抑えられています。そのため、危険な非正規の海外製の薬に手を出さずに、医療機関で処方してもらって、このレビトラジェネリックを服用するようにしましょう。

非正規の海外製ED治療薬のリスク

前述の通り、現在インターネット上では、海外製の非正規ED治療薬が多く市場に出回っています。価格だけを見れば、国内正規品よりも安く、購入してしまいそうになってしまいます。しかし、これらの非正規の海外製のED治療薬は大変危険です。

大手製薬会社４社が行った調査によると、非正規の海外製のED治療薬のうち、約55%が偽物の偽造薬であることが分かりました。これらの偽造薬は、心肺停止などの重篤な副作用を引き起こした例も報告されています。そのため、安易な気持ちで服用することはやめましょう。

本来治療に用いるために開発された治療薬を飲んで、生命を危険にさらすというのは、あまりにもリスクの大きな行為です。特にED治療薬は、近年ジェネリック医薬品の解禁が相次ぎ、正規製薬会社のジェネリック医薬品を利用して、安全に治療を行える環境が整備されています。危険な非正規の治療薬を使用せず、医療機関で正規品のED治療薬を処方してもらうようにしましょう。

医薬品副作用被害救済制度について

もし日本国内で承認されている治療薬を服用し、何らかの健康被害が生じた場合、「医薬品副作用被害救済制度」という制度を利用することができます。これは、該当する治療薬を服用したことで、仕事に就くことが出来なかった場合の保障やその健康被害のための治療費を救済しようという制度です。そのため、国内正規品のレビトラジェネリックであれば、万が一健康被害にあっても、保証がなされます。

しかし、非正規の海外製のED治療薬は、そもそも日本における危険性などが調査されていないことが多く、この救済制度を利用して保証を受けることなどはできません。つまり、全て自己責任となってしましいます。これは非常に危険なことです。現在すでに服用してしまっている、という方のご相談や安心の正規製薬会社の正規品のレビトラジェネリックへの切り替えなどもアドバイスさせていただいていますので、気になる方は何でもお気軽にご相談ください。

ついに解禁されたレビトラジェネリック

先発医薬品であるオリジナルのレビトラの登場は、バイエル薬品により2004年から製造が開始されました。世界初のED治療薬である、バイアグラの短所を補う形で 研究が進み、その結果即効性の高さという特徴が生み出されます。その登場から15年が経過した2020年7月に、日本国内でも初のレビトラジェネリックの発売が開始されまた。有効成分の大きな差は無く、オリジナルのレビトラと 同じ感覚で服用していただけます。

国内製造メーカーは、沢井製薬と東和薬品となっており、安心安全なレビトラジェネリックである「バルデナフィル錠」を販売しています。 このように、ED治療薬には近年安心で安価なジェネリック医薬品が複数登場しています。当クリニックでは、オリジナルの先発医薬品以外にも、 多くの種類のジェネリック医薬品のED治療薬もご用意しております。

レビトラジェネリックの特徴を理解してED治療を正しく継続しましょう

ご予約や事前のご連絡は不要です。お手すきの際に、当クリニックまでお越しください。まず患者様の状況をお聞きし、専門医師が「診察料無料」で診療をおこないます。その際、体調やご希望を問診したうえで、最適なお薬をご提案し、処方致します。

トータル駅前クリニックはＥＤ治療の専門クリニックです。予約不要ですぐ処方でき、診察料無料・保険証不要で安心です。取り扱う薬は、正規製薬会社の安全なお薬のみ。立地は駅近でアクセス良好です。患者様のプライバシーに配慮し、院内は男性スタッフのみで安心です。レビトラをはじめとした各種ＥＤ治療薬を取り扱っておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。